2022.03.25
超音波治療器(イトーUST -770)について
新しく超音波治療器イトーUST -770 を入荷致しました。
この機械では、通常の超音波治療に加えて、低周波超音波(LIPUS)を発生させることができ、骨折の治療にも用いることができます。人間の整骨院でも使用されている機械です。
超音波治療の仕組みは、生体組織に照射される際に生じる熱で、温熱作用を発生させ、超音波が到達している範囲を立体的に温めることで、疼痛の緩和、微小マッサージ効果、筋肉痛や関節痛を軽減してくれます。
外傷性の捻挫、椎間板ヘルニア、前十字靭帯断裂、変形性関節症、等のさまざまな疼痛を伴う整形外科疾患に適応になります。
また、骨折に対しても、外科治療をせずに外固定で対応していく場合、低周波超音波(LIPUS)で骨折部位に音圧刺激を与えることで、骨の癒合を促進し、骨折の治癒期間を短縮することが報告されています。
副作用はほとんどなく、動物の負担はほとんどありません。