2024.10.20
ご家庭でのお手入れについて
こんにちは。
トリマーの谷口です。
今回はご家庭でのお手入れについてお話ししたいと思います。
日常でのケア、ということになりますが実際にどこまでやればいいの?と思われる方もいらっしゃるかと思います。
答えは『どこまでも』となります。
愛情を持って、可能な限りのお手入れすることは愛犬との時間・コミュニケーションの一環とも言えます。
でも爪切りや足裏の毛刈り、耳掃除などなかなか難しいこともあるのが現実だと思います。
なので私が個人的にこれさえやってればとりあえずは大丈夫なのでは?というところをお伝えします。
まず、犬種にもよりますが、1〜2ヶ月に1回トリミングにいくことを前提としてお話しします。
上記の前提があれば、正直なところブラッシングと歯磨きをおうちでしていればあとはトリマーにお任せで大丈夫と思います。
ブラッシング については、もつれてからよりもつれる前に解いてあげる方が負担が少ないのと痛くないのでワンちゃんにとってとても有意義なお手入れです。
また、できれば毎日してあげる方が良いので歯磨きはおうちでのお手入れにするのがベストだと思います。
爪切りや足裏の毛刈り、耳掃除などは作業に適した環境や道具、知識などがあった方が安心です。
特に耳掃除は耳の中までおうちで処置するのはハードルが高いかと思いますので、汚れが気になる時は見える範囲を優しく拭く程度にしておくのが良いと思います。
トリミングに行く頻度がそんなに多くない場合はまた微妙に違ってくる部分もありますが、お手入れの方法によっては状態が悪くなってしまったりすることもあります。
中でもシャンプーは要注意です。
すすぎが甘かったり生乾きにしてしまったりすると余計に臭いも強くなったり皮膚炎の原因になったりします。
どうしてもおうちで洗うんだ!という場合には洗い残し以上にすすぎ残しにご注意ください。
薬浴剤はかなりすすぎにくいことが多いので念入りにすすいだ方が無難です。
短毛の犬種であればタオルとドライヤーを駆使すれば乾かし残しは避けられます。
長毛の場合はブローをしないともつれさせてしまうことになりますので、ブラシやコームを使って被毛の根本からしっかりブローしてあげてください。
ですがシャンプー&ブローは本当に難しいのでなるべくはお任せいただければと思います。
トリミングご利用後に限りお選びいただけるコースにベイジングコースをご用意しております。
おうちで洗うのは大変だけど、カット犬種でデザインカットを維持したい、などそういった時にシャンプー&ブローをさせていただくためのコースです。
詳しいことはいつでもトリマーにお問い合わせください。
また、治療やトリミングのことだけでなく日常ケアについてのご相談もいつでもお聞かせください。
どんなことで悩んでいて、どういったお手入れをしたくて、といったところを具体的にご相談いただくとよりお答えしやすいかと思います。
みなさんのお悩み相談をお待ちしております。