なぜ冬はおしっこトラブルが多くなる！？

こんばんは、看護師の松田です。

本格的に寒くなってきましたね⛄インフルエンザも流行っていますのでしっかり手洗いうがいをして乗りきりましょう！

この時期、猫ちゃんのおしっこトラブルで来院されることが増えてきます。
実は膀胱炎は、冬に起こりやすい病気のひとつなんです。
その理由のひとつが水分摂取量の低下です。
寒い時期は喉の渇きを感じにくく、運動量も減るため、尿の量が少なくなり濃くなりがちです。濃い尿は膀胱を刺激し、膀胱炎の原因になります。
また、エアコンや床暖房による室内の乾燥で、気づかないうちに軽い脱水状態になっていることも。
さらに、寒さによる運動不足や、年末年始の来客などの環境変化によるストレスも、おしっこトラブルの要因になります。

【こんな症状は要注意】
・トイレに何度も行く
・少量ずつしか出ない
・血尿が出る

・トイレ以外で排尿する

・排尿時に痛がる 

特にオス猫で尿が出ない場合は早めに受診してください。(オス猫ちゃんの尿道は細くて長い構造をしているため結石などが詰まりやすくなっています。数日で急激な悪化→命に関わる事態に。)

【予防のポイント】
水飲み場を増やす、ウェットフードを取り入れる、
トイレを清潔に保つ、静かで暖かい環境を用意する。

「いつもと違うな」と感じたら、早めにご相談ください。

年末年始も診療を行っていますので、何かあればご連絡ください🐾