2016.08.31
またまた沖縄!と飲水量の話
獣医師の古荘です。お盆期間中は診察時間が短縮となり、また獣医師も交代でお休みを頂いていたため、診察をお待ち頂く時間も長くなり患者様にはご不便をおかけし申し訳ありませんでした。
僕も4日間お休みを頂き、リフレッシュしてきました。リフレッシュした分、日々の診療により一層努めて参りますので、ご容赦ください。
休み中は、またまた沖縄(どんだけ沖縄行くねん!と院長にはツッコまれました笑)慶良間諸島の渡嘉敷島というところに行ってきました!
沖縄本島から1時間弱で、”渡嘉敷ブルー”と言われる世界的に有名な美しい海を見ることができるので、那覇に在住の方も含め多く方が訪れる人気の島です。
小さな集落しかなく、昼間は結構賑わっていますが最終の船が出ると一気に人は減り、とても静かな離島の雰囲気も味わうことができます。
天気に恵まれた上に、たまたま時期だったので本場のエイサー(歌に合せて太鼓のようなものを持って踊りながら町中を歩きます。気合いの入れ方が半端ないので、迫力が凄いです!)が見れたり、たまたま会った友人のお陰でSUP(サーフボードのような板に乗って、オールで漕いで進みます)を初体験したりと、ラッキーなことも多く、数多く行った沖縄の中でも最高に近い旅となりました。改めて感じた沖縄の古き良き伝統のことや、SUPのおススメな理由など、書きたいことはまだまだありますが、全部書くと本が一冊書けてしまいそう(笑)なので、またの機会に☆
ところで、今年は、台風が沖縄に全く来ず(天気図を見ていると、本当に壁があるかのように沖縄を避けて通っています)、観光客的にはとても嬉しいことなんですが、そのせいで海水温が上がりすぎサンゴがかなり白化しているそうです。渡嘉敷島でも白化している様子がありましたが、もっと南の石垣島周辺はさらに深刻な状況だそうです。
去年は、台風による建物の被害もかなりあったそうなので、来たらいいというものではないですが、やはり適度なバランスが大事だと感じました。
最後に”適度”に関連した、動物の病気のことについて少し…飲水量についてです。
お水を飲むことは言うまでもなく重要で、特に暑い時期やネコちゃん(元々飲水が少ないので、尿路系のトラブルや便秘になりやすい)は、十分に水分を摂れるよう飲みやすい環境で新鮮な水を用意することは必須です。
しかし、過剰に飲水量が多い(必然的に尿量も多い)ことは、病気のサインであることがあります。例えば、腎不全、糖尿病、子宮蓄膿症、クッシング症候群(副腎からでるホルモンが過剰となる病気)などです。初期は典型的症状がなく、”お水を飲む量が多い”ことだけで、検査すると病気が見つかることも珍しくありません。(※”お水をたくさん飲むから病気になる”という意味ではありません。多いと感じても自由に飲ませてあげてください。)
ご心配な方はお気軽にご相談ください。