動物病院アニマルプラス
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2024.10.25

わんちゃんの肛門腺

看護師の大槻です🐶

今回はわんちゃんの肛門腺についてお話ししたいと思います。

みなさんわんちゃんの肛門付近に「肛門腺」と呼ばれる臭腺があることご存知でしょうか。肛門腺には2つの小さい袋状の肛門囊があり袋の中には分泌液が溜まるしくみになっています。

 

 

よくトリミングとかで肛門腺を絞ってもらうことがあると思います。なぜ絞らないといけないのかというと、肛門囊に分泌物が溜まりそのままにしておくと、細菌が繁殖して炎症を起こし「肛門嚢炎」という病気になります。

この病気の症状としては

・肛門周辺が赤く腫れて出血

・うんちをする時痛くて鳴く

・肛門を舐めたりお尻あるきをする

などがあげられます。

また症状が悪化してしまうと肛門囊が破裂してしまい重症化してしまう恐れがあるので少しでも異変に気付いたら病院を受診しましょう🏥

 

ではどれぐらいの頻度で肛門腺を絞ればいいのかというと、肛門囊に分泌液が溜まる間隔は個体差があります。

その上で一般的には月に1回の間隔で絞るのがいいと言われています。

ですのでトリミングの際や動物病院の定期検診のタイミングで一緒に肛門腺を絞ってあげましょう🐶