2020.04.06
コロナウイルスと検査機器の更新
獣医師の古荘です。コロナウイルスの影響で様々な面でご不便になっているかと思います。
本院でも感染予防に努めていますが、従前より混み合う時間が多いことに加えフィラリア予防などのシーズンでもあるため、院内がいわゆる「三密」状態となりやすい状況となっております。
先日、待合室での密閉緩和のため空気清浄機を設置しましたが、混雑緩和のために、お車でお越しの方はお車でお待ち頂くなど密集・密接の緩和にご協力頂ければと思います。
外出禁止令が出ているロサンゼルスでは、動物病院はEssential Business(外出禁止の例外で、仕業務の継続が認められている)に指定されています。ただし、飼い主様とスタッフの接触等についてかなりの制限が設けられているようです。
ですので、万一、日本でも外出禁止になった場合でも動物病院は(不便な面は出るとは思いますが)継続して業務を続けることができる可能性が高いと思いますので継続治療が必要な方々もご安心して頂いていいと(あくまで個人的にですが…)思います。
しかし、そのような状況までならなくても、今後、感染予防のために様々な面でご協力をお願いすることが出てくるかと思います。ご来院の皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願いします。
ちなみに動物に感染するかについて聞かれることがありましたので、気になる方は参考に以下のリンクをご覧ください。現在のところ、新型コロナウイルスはヒトに固有の感染症と考えられています。⇨新型コロナウイルスと動物検査に関する最新情報(IDEXX)
最後に、先日、血液検査関連を中心に検査機器を一新しました。今年中に他の検査機器も最新のものにグレードアップする予定がありますのでご期待ください。