ネコちゃん

こんにちは。獣医師の山口です。     ブログ書くの久しぶりな気がしますが....．今日は今晩一人飲みしながらブログ更新しております。       5月中旬より、妻の実家の猫ちゃんが調子が悪いとの事で、近くの動物病院に連れて行ってもらいました。血液検査の結果は腎臓の数値が測りきれないほどでかなり状態も悪いようです。     妻のお母さんも、ねこちゃん（音子とかいて名前がネコといいます）が病院に行くストレスや、近くの先生には長くない状態と言われたようで、治療せず、自然に逝かせたいと考えていたようです。     人にはいろいろな考え方があり、最後をどう迎えるかという答えを迫られた時に、どれが正解か、分からないことがあります。     もちろん、どれが正解か、などはないと思いますが、獣医師はどういった選択肢があるかを飼い主様に、ある程度自分の勧める選択肢を経験や一般的なデータから治療プランを提案する必要があります。   今ネコちゃんは、延命ではなく苦しまず逝く方法として僕なりの治療を提案して、今は妻と週に2回、出来る限り点滴をするといった往診的な治療をしています。   もちろんそれが正しいか正解なのかは分かりませんが、少なからず、パウチ状のフードを食べるようになり、落ち着いた状態で、今少し安心をしているところです。       自分の子、本当にこれでいいのか。と考えたときは遠慮なく聞いてみて下さい。今アニマルプラスには沢山の獣医師がいますが、全員が本気でその子のことを考えてくれる獣医師であると思いますし人それぞれの考え方があるため様々な提案が出来ると思います。       もう、夏もすぐそこですね。とても暑い日でした。妻の実家から車で２，３分のところにはきれいな港があり、天気も良かったため、息子と少しだけ釣りに来てみました。海を見ているだけで心が洗われます。