動物病院アニマルプラス
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2025.02.12

バレンタインデー

看護師の星山です

もうすぐバレンタインデーですね^_^

毎年いろんな種類のチョコレートが販売されるので、お店を見るのが楽しみですよね(^^)

可愛い猫ちゃんのチョコレートや、有名店のチョコレート、全部食べてみたくなります(o^^o)

 

看護師の大槻のブログに続き、何度かブログでもお話ししていますが、わんちゃんにはチョコレートを与えないでください!

理由は以下の通りです。

チョコレートの成分「テオブロミン」が犬に中毒症状を引き起こす

チョコレートの主原料であるカカオ豆には、「テオブロミン」という物質が含まれています。これはチョコレートの苦みの成分で、人間にはリラックス効果やダイエット効果などの良い効果をもたらします。

しかし、犬はこのテオブロミンを体内で分解する能力が低いため、中毒を引き起こしてしまうのです。このテオブロミンは、カカオ豆に含まれている成分で、チョコレートだけでなく、カカオパウダーにも含まれています。そのため、これらを使ったお菓子やアイスクリーム、飲み物などは、チョコレート中毒を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。

犬がチョコレートを食べたかも!? こんな症状が見られたら病院へ

数時間から半日ほど経ってから中毒症状が現れる

中毒症状はチョコレートを食べた直後に現れるのではなく、一般的には4、5時間から半日ほど経って症状が現れます。

犬のチョコレート中毒の初期症状

  • 嘔吐(おうと)
  • 下痢
  • 失禁
  • 落ち着きがなくなる

犬のチョコレート中毒の深刻な症状

さらに症状が進行すると、以下のような症状が見られ、死に至る場合もあります。

  • 震え
  • 頻脈(心拍数が増加している状態)
  • けいれん(痙攣)

 

人間にはとても美味しいチョコレートですが、誤ってわんちゃんが食べないように、この時期は特に注意が必要です。

もし食べてしまった時は当院にご連絡ください!