2016.12.07
今年の動臨研
こんにちは、獣医師の山口です。
古荘先生のブログにもありましたが、今年も毎年行われている大きな獣医学会である動物臨床医学会年次大会に参加してきました。
今回はてんかん治療、腎臓病の最新検査、腫瘍のステージング、胃拡張捻転症候群、頭部外傷の講義を聞いてきました。
最新の検査方法、臨床で使える治療法のアップデート、教科書にはのってない知識や報告を聞き、毎年同じことを感じますが、アニマルプラスに来る子に応用できればと思います。
今年は大学の友達が東京からとんぼ返りで動臨研に症例検討発表に来ていました。
不整脈のある猫にペースメーカーを設置する場合の合併症であるTwiddler syndrome と呼ばれるペースメーカーのねじれにより生じる疾患の症例報告でした。
僕は2次診療レベルの診察・治療は出来ませんが、日々の診療でなかなか出会うことのない症例の話を聞けたこと。そして久しぶりの話ができ良い学会となりました。
最近は体調不良でスタッフにもご迷惑をおかけしていましたが、復活しました。明日からまたより良き診療に努めさせていただきたいと思います。