2016.11.03
健康診断
こんにちは。獣医師の木村です。
最近、急に寒くなりましたね。我が家の猫も布団に潜り込んでくるようになりました。
こたつにもちゃっかりはいってます。
人間もつらい季節ですが、動物達だって厳しい寒さで体調を崩しやすくなります。
寒さが本格的になる前に、体調管理をして病院にかからずに済むようにしておきましょう。
今回は、冬に多い病気や予防のための健康診断についてお知らせします。
冬に多い病気として、腎臓や尿管、尿道、膀胱の疾患、結石、膀胱炎などの泌尿器系の疾患です。冬場は水を飲む量が減るため、かかりやすくなるので、寒くても水を飲む量を確保できるように工夫してあげましょう。
トイレの様子もチェックして、おしっこをするときに痛がっていたり、しにくそうにしていたら要注意です。また、おしっこの色がいつもに比べて濃かったり、血が混じっていたりするような場合は、病院に連れていきましょう。
他に、太っている、高齢の子は、関節炎に注意しましょう。今まで散歩に喜んで行っていた子が急に歩くのを嫌がったりしたら、関節炎の危険信号かもしれません。
当院では、秋の健康診断キャンペーンが始まりました。
外部検査への委託のため結果がでるまで数日かかってしまいますので、緊急での検査にはおすすめできませんが、日頃一緒に居るわんちゃんねこちゃんの体調管理にご利用ください。