動物病院アニマルプラス
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2014.01.12

大切な家族

こんにちは。看護師の団迫です。 去年は私にとって忘れられない年になりました。私の家族の猫(茶トラ)ポテトの話です。少し長くなりますがお付き合いください。KIMG0006 去年11月後半のある日、突然食欲がなくなりました。普段は台所の扉から引き出しやトースターの全ての食べ物がある所を開けて何でも食べる子だったので、扉をひもでくくって開かないようにしたり大変でした(笑)そんなポテトが丸二日間ご飯を食べず、おかしいと思ったのですがそういえばと、最近お隣さんが壁の塗り替えをしていて家同士が近いので窓から人が通ったり会話が聞こえたりしていたので、臆病で神経質なポテトにとってはすごくストレスがかかっているせいではないかと思い、常にカーテンを閉めた状態にしてみました。するとこたつの中ではご飯を食べてくれました、がこたつからは出てきませんでした。 食べたり食べなかったりを繰り返して五日目の夜、突然変な声を出して嘔吐しました。そのまま倒れ呼吸が荒くなり、明らかにようすがおかしいと思いましたがそのまま呼吸も落ち着き眠りました。 次の日病院に連れて行きました。血液検査とレントゲンを撮りました。血液検査は異常なく、レントゲン上も腎臓が両方小さいが機能しているし、心臓も大きくなくそんな異常はみられませんでした。ただ、心音をきいていただいた所、心臓が少し悪いといわれました。その日ご飯をペロッと食べて元気に帰りました。心臓が悪いと知り、これからのポテトとの過ごし方などいろいろ考えよう、と思いました。ご飯も食べたのでもう少し様子を見ることになりました。 次の日朝ごはん食べ、夜ご飯は食べませんでした。やはり心配なので明日また病院に連れて行こうと思っていましたが、突然また変な声を出し、二回嘔吐。倒れて横倒しの状態になり、手足がピンと伸びた状態になり開口呼吸をし始めました。看護士の仕事についてから開口呼吸がどれくらい危険な状態かということが分かるので、涙が出てきてどうしようと焦りながらも夜間の病院を探し、少し遠かったですが連絡して父と車で連れて行きました。車の中でも嘔吐し苦しそうなポテトにずっと声をかけ続けました。 ついてすぐ預かってもらい救急処置をしていただきました。静脈の確保と酸素室(ICU)にポテトは入っていました。下半身の麻痺がおこっていて、意識はうつろな状態ですがありました。血液検査上、一時的にか血糖値が上がっていて、血液凝固の検査ではフィブリノーゲンという血栓を溶かす数値が高いといわれました。もしかしたらどこかに血栓ができているのかもしれない、頭に腫瘍があるのかもしれない、神経の病気なのかもしれない、分かりませんが色々考えられました。そして次第にポテトの意識がなくなり努力性呼吸をしている状態になりました。脳圧が上がっているといわれ下げる薬を入れましたが全く反応はなく、血栓を溶かす薬を入れるか迷いましたが大量出血のリスクがありしませんでした。いつ呼吸が止まってもおかしくない状態だといわれました。母は家族みんなでみとりたいから連れて帰ってきてといいまいしたが、父は頑張って呼吸してるのに諦めるようなことしたくないといい、ポテトにとってなにが一番楽なのかを家族で話しました。ポテトは意識がなく、でもICUの中で呼吸ができる状態が一番楽だと考え、夜間なので預かっていただけるけるギリギリまでICUの中で過ごさせてあげたいとなりました。 病院に着いてから4時間、本当にポテトは頑張りました。私と父の前で静かに息をひきとりました。 最期をみとどけれました。すごい悲しくて泣きましたが、ポテトと出会えて、我が家にきてくれて、私たちを笑顔にしてくれて本当にありがとう。もっと注意してみてあげていたら、もしかしたらもっと前から気づけたことがあったかもしれないです。もっと優しくしてあげたらよかった。後悔することはたくさんあります。今でも鮮明にあの時を思い出し、涙がでてきます。短気で、臆病で、甘え上手で、人見知りで食いしん坊なポテトでした。もうポテトはいないですが、ニャオーってまたきてくれるような気がします。この悲しみは無くなることはないですが、私たち家族の心にポテトは生き続けています(^^) 急なことでスタッフ方々にご迷惑をかけてしまいました。おやすみをいただき、一日中ポテトといれてお別れする時間をいただけました。本当にありがとうございました。 少しでもおかしいと思ったら、病院に電話、もしくは連れて行ってあげてください。何か分かることがあるかも知れません。大切な家族との時間を、一日一日を大切にして過ごしてあげてください。そして、お預かりしている子たちに様子の変化がもしあれば、少しでも早く気づくことができる看護士になりたいと思います。 長々と読んでいただきありがとうございました。 DSCN0895120612_0726