2018.08.30
心臓病について
獣医師の長澤です。
先日、心臓病に関する勉強会がありましたので参加してきました。
メインテーマは僧帽弁閉鎖不全症という病気で、普段の診察でほぼ毎日出会うワンちゃんに多い心臓病の一つです。
この病気は様々な原因により、僧帽弁という左側の二つの心臓の部屋を仕切っている弁の閉じる機能が障害され、血液がこの二つの部屋の中で逆流を起こす病気のことです。
今回の心臓病勉強会では、心臓病の専門医の先生が最新の内科治療、あまり馴染みのない外科治療についても詳しく教わってきました。
心臓という身体の中でも最も大切な臓器の治療は本当に難しいものだと感じています。今回の勉強会で得た最新の知識を活かしながら、日々の診療にあたって行きたいと思います。