2019.08.05
救急の勉強会
獣医師の福田です。
梅雨が明けてから暑い日が続きますが、皆様の体調は大丈夫でしょうか?
私は先日東京の両国で開催されました、救急の実習と勉強会に参加してきました。
初日の実習は、recoverという国際基準の心肺蘇生実習でした。
実際に救急の子が来院された時を想定し、心肺蘇生処置をするという、実践形式の実習です。
実習には獣医師以外に看護師さんも参加されていて、心臓マッサージや緊急処置を救急の先生から直接指導していただけるとても勉強な経験をさせていただきました。
2日目は救急の勉強会で、終日救急専門の先生から講義をしていただきました。
今回改めて感じたことですが、当たり前のことではありますが、救急かどうかの判断は身体検査が一番だと感じました。
獣医師になりたての頃に勉強した身体検査をどれだけできるかが、大切だと再認識しました。
そして、この身体検査は飼い主さんにお家でしていただけることもたくさんあると思いました。例えば、
●呼吸の速さ
●いつもの呼びかけに反応してくれるか
●歯茎の色
●足先が温かいかどうか
●歩けるかどうか
などなど…
今回学んだことから、日々の診察の中でどのように我が子の異変に気付けるかのお手伝いをさせていただきたいと思っています。
ご質問があればお気軽にご相談いただけると嬉しいです。