動物病院アニマルプラス
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2016.06.28

梅雨

こんにちは、看護士の団迫です。 梅雨の時期なので最近はずっと雨ですね(T_T) ご来院される方はお気をつけてお越しください。 今回は星になった家族と新しい家族のことを書こうと思います。 以前より書かせていてだいてました、Mダックスのペペのことです。 ペペは一昨年12月より腎不全、甲状腺機能低下症になり治療をしていました。 分かった時には貧血と腎臓の数値が高くてすぐに入院をしましたが下がらず、退院して通院を頑張っていました。 数値が高くご飯も食べないにもかかわらず本人はなぜか元気でした。 1~2週間ごとの採血と一日おきの皮下点滴と少ししか食べないのでご飯の強制給餌。点滴は痛かったしご飯も無理やり口に入れられて辛かったと思います。 もともとすぐ怒ってかむ子だったので強制給餌は大変で手が傷だらけになってました(笑) 数値はあまりかわらず高いまま、むしろちょっとずつ上がっていってそれでも腎不全に負けずに戦っていました。 去年の10月のある日の夜、違和感を感じました。寝ているペペの体がピクピクしてました。 歩くのも支えないと歩けなくなり、もしかして痙攣が起きるんじゃないかと不安でした。 予定より早めに採血してもらったら、腎臓の数値は上がっていましたが、なによりカルシウムの数値が基準値を超えていました。 これはいつ痙攣が起きてもおかしくない、おそらく腎不全の末期だろうと。 入院はもう考えていませんでした。痙攣をおこさないためにカルシウムを下げる注射と、もし痙攣が起きたら止めるための坐薬を持って帰りました。 数日後、夜中に痙攣がおきました。坐薬を入れると落ち着きますが、体がピクピクすることはずっと止まりませんでした。嘔吐はなくご飯も少量は食べていましたが、おしっこや水を飲みたいときや体勢が気に入らないと夜中でも鳴くようになりました。1~2時間おきに起きるので寝れませんでしたがそれでも生きていてくれるなら夜中でも起きて看護するのは苦ではなっかたのですが、硬直する痙攣も起こるようになり意識もあるのかわからなくなりました。 仕事中でしたが、携帯をもたせていただきました。お昼頃家から連絡が来て、痙攣がおきて呼吸が浅くなってきていると。 私と妹が電話で話をしながら、家で家族に囲まれてペペ(14歳7カ月)は静かに息をひきとりました。 様子がおかしいと思ってから1週間のことでした。 ペペは私が小学生の時に家に来てくれた子で、いつでもそばにいてくれて、かんでくるけど(笑)甘えん坊で、美人といわれ、子どもを産んで母親になったり、友達のように仲良しでした。 14年間私たち家族のそばにいてくれてありがとう。約10カ月、治療頑張ってくれてありがとう。ゆっくり休んでね。いっぱいいいたいことでてきます。今でもこれからも大切な家族です。 院長、先生方、ありがとうございました。Screenshot_2015-10-18-00-22-45 そして長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。 もうひとつは、すこし落ち着いたので新しい家族を最近迎えました。クレープくんです。 16-06-03-20-50-47-872_deco かなりやんちゃですがハピーたちとなんとか仲良くしています(^_^;)(笑) ハピーも今月ペペと同じ14歳になりました。まだまだ元気でいてほしいです。