2023.10.07
誤食について
こんばんは、看護師の松田です。
秋ですね~!夕方からかなり冷え込むようになりましたね、昼間でも日陰は少し肌寒いくらいです。体調を崩しやすい季節ですので手洗いうがいをきっちりやっていきましょう!
みなさん、病院には下痢嘔吐・食欲不振・外傷・皮膚疾患など様々な症状で来院されますが、ふとした時に急患で来られるのが「誤食」です!
●ネギ類やチョコレートなどの犬ちゃん猫ちゃんに毒性のあるもの。
●食べ物が喉に詰まる(大きめのおやつや細長いガムを丸飲みしてしまった)
●異物(食べ物以外の物を食べてしまった)
わんちゃんって人が食べてるものに興味津々ですよね(´-ω-`)わが家の愛犬も常に人間の食べ物を狙っていました…キッチンなども常に拾い食いパトロールされていました。なのでチョコレートやネギを食べてしまったと来院される方は多いです…
この他に多いのが輪ゴムや髪ゴム、マスク、ボタン、おもちゃなどを食べてしまい来院される方も多いです。猫ちゃんではビニールや紐状のものが多いです。
食べてしまってから短時間であれば吐かせること(催吐処置)が可能な場合が多いですが、長時間たってしまっている場合や鋭利なものは食道を傷付けてしまうので吐かせることができません。
腸や胃に詰まってしまい内視鏡検査で取り出すこともあり、最悪の場合腸切開や胃切開などの開腹手術になることもあります。
犬ちゃん猫ちゃんに「これは食べちゃダメ!」って教えることって難しいですよね。私たちが誤食しそうな物をとどく位置に置かないということを気を付けなければいけませんが、こんなものまで!というものまで食べてしまう子もいるので100%防ぐことは難しいです。
なので、もし誤食に気付いた場合はすぐにお電話ください。食べたものの実物があればわかりやすいです。