2015.08.27
サンゴと皮膚炎
獣医師の古荘です。お盆期間中は診察時間が短縮となり、また獣医師も交代でお休みを頂いていたため、診察をお待ち頂く時間も長くなり患者様にはご不便をおかけし申し訳ありませんでした。
僕も3日間お休みを頂き、リフレッシュしてきました。リフレッシュした分、日々の診療により一層努めて参りますので、ご容赦ください。
で、休暇中に何をしていたかと言うと…沖縄の阿嘉島というところに行ってきました!
阿嘉島は那覇から高速船で1時間ほどの慶良間諸島に属し、国立公園に指定されています。
沖縄本島でも十分綺麗な海が楽しめますが、慶良間辺りの海は”ケラマブルー”と呼ばれ世界的にも有名な美しい海を見ることができます☆
阿嘉島は、海と小さな集落があるだけで何もない島ですが、その分、都会では味わえないゆったりとした島時間を過ごすことができます。好き嫌いはあるかと思いますが、合う方には本当に最高の時間を過ごすことができると思いますので、興味のある方は是非行って見てください♪
ところで、綺麗に見えるサンゴですが実は毒がある種類も少なくないのをご存知でしょうか?むやみに触ってしまうと、皮膚炎になることもあります。
気を付けていたつもりですが、泳いでいる時に数カ所当たってしまい、うち1カ所は寝ている間に掻いてしまったようで悪化し、1週間ほど痒みが残り少しですが皮膚に痕も残っています。やっぱり皮膚炎で掻くことは絶対にダメだなと実感しました…
動物ではサンゴの皮膚炎はあまり関係ないかもしれませんが、掻いたり、舐めたりして、皮膚炎が起きたり、皮膚炎や傷が悪化したり治らないことはよくあります。
毛繕いや体のお掃除といった意味あるので、舐める行動全てが悪いというわけではないですが、限度を超す場合や傷や皮膚の炎症がある場合などは注意が必要です。夏は特に皮膚のトラブルが起こりやすい時期ですので、皆さん十分ご注意ください。