動物病院アニマルプラス
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2022.08.15

夏のお散歩

こんにちは、看護師の団迫です。

暑い日がまだまだ続きますので、熱中症にお気をつけください。

今日は夏のワンちゃんのお散歩のお話をしたいと思います。

ワンちゃんの平熱は38度前後です。そしてたくさんの被毛が生えているため暑さに弱く、日中のとても暑いときにお散歩へ行くのは基本的に絶対避けた方がいいです。11時〜15時前後は1番気温が高くなる時間帯ですので避けるべきですね。ワンちゃんは基本的には舌を出しながらハアハアして口の中の水分を蒸発させた気化熱によって体温を下げるパンティングという方法でしか自分の体温を下げることしかできません。気温が高すぎるとこのパンティングをしてもあまり効果がなく体に熱がこもってしまい熱中症になる可能性が高くなってしまいます。もし熱中症とみられる症状や様子でしたら、様子を見ずにすぐにご連絡ください。

夏は熱中症だけではなく、地面に触れる肉球を火傷してしまう可能性もあります。道路のアスファルトの温度は夏の1番熱い時間帯だと約60度まで熱くなることがあるそうです。私たち人間は靴を履いているので火傷をすることはありませんが、ワンちゃんは地面を直接歩くので高温になったアスファルトの上を歩くと、肉球が火傷してしまい、皮膚がめくれてしまいます。なので、夏のお散歩はできるだけ地面の熱が下がっているとき、なるべく朝や夕方の涼しい時間帯や日陰を探してお散歩するなど、暑さに気をつけて行くようにしてあげてください。

我が家はニャンコなのでお散歩はないですが、室内でも熱中症になってしまう可能性はあるのでクーラーを常につけていて涼しくしています。ですが、クーラーがあまり好きではないので27度くらいの設定なんですが、涼しすぎるとたまに玄関やクーラーがあまり当たらないところで調節しているみたいです。