動物病院アニマルプラス
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2018.06.18

突然の出来事

獣医師の古荘です。今日、大きな地震がありました。皆さんのご自宅などは大丈夫でしたか? 電車も長時間止まったりで、ご通勤などで苦労された方も多いのではないでしょうか? 僕の今の家は何もありませんでしたが、以前に住んでいた高槻が結構被害があったようで、朝からニュースで、よく通っていた道が映っていたりで、とても身近なものに感じると同時に、何だか嘘みたいなで、何とも言えない感覚です。早くいつも通りの生活に戻れるようお祈り申し上げます。   半年以上前の話になりますが、去年、自宅で飼っていたチンチラ(猫じゃなくて、げっ歯類のチンチラです)が亡くなりました。 その日はいつも通り出勤前に掃除して、あげたご飯も食べて、砂あび(チンチラは砂浴びがお風呂のようなもので、きちんとさせてあげないと毛並みが保てないのと皮膚病になってしまいます)もして…全くいつも通りだったんですが、仕事から帰ってくると呼吸が変で、抱き抱えるとそのまますぐに亡くなってしまいました。 縁あって、大人の子を譲り受け、半年強。長くはない期間でしたが、心配性の飼い主の性格を気遣ってくれたのか、しんどい様子も一切見せず、また仕事の帰りを待っていてくれて本当に飼い主思いの子だったなと思うと共に、そんな飼い主思いの子に何もしてあげられなかったという心残りもあります。 また、平均的寿命まで数年はあると思っていたので、気持ちの準備もできていなく一層辛かったです。   あまりこういう話題はブログで触れたくない気持ちもあったのですが、皆さんにも”心の準備を”という思いで今回書かせて頂きました。 そんな日がやってくるなんて考えたくもないかもしれませんが、動物も当然いつかは寿命がやってきます。 ヒトでも最近「終活」という言葉をよく聞きますが、いつかやってくる時に備えて、気持ちの準備をしておくことは、もしもの時に飼い主さんがショックを受けすぎないために非常に大事だと思います。 どういう備えをするかは、人それぞれだと思いますが、その子の現状や性格などを踏まえて普段から悪いことも含めてよく考えてあげることで、その人なりの最良の備えが見えてくるのでないでしょうか? 伝えたいことはもっとありますが、こういった繊細な話は、中途半端に書き出すと語弊が生じやすいですし、そこまで正確にお伝えする程文章力に自信がないので(苦笑)今回はこの辺で…また機会があれば。 EC9B9701-54F4-4826-BD6D-8A8F28E6C7E7