学会参加

獣医師の古荘です。先日、West Japan Veterinary Forum（WJVF）という学会が大阪市内で開催され、獣医師が交代で参加してきました。学会中は獣医師が少なくなるため、診察のお待ち時間等長くなってしまいご不便をおかけして大変申し訳ありませんでした。 学会で得た情報を診察に生かし、より良い診療ができるよう努めていきますので、ご理解ください。 WJVFは関西でもかなり大きな学会（去年は3000人以上が参加されたそうです）なこともなり、どの講演もとてもわかりやすく内容の濃いものでとても勉強になりました。 今回のテーマは「穴」だったそうで、個人的には聴いたのがたまたまそうだったのかもしれませんが、基礎的な内容（簡単なという意味ではなく、病気の起こる機序など根本的な内容という意味です）が多く、普段改めて振り返ることが疎かになりそうな部分の重要性を実感できたと感じました。 具体的内容もそうですが、こういった意識的な部分でも学会参加は刺激になると個人的には感じます。 今回は心臓、呼吸器、膵炎、歯科、DIC（血が固まる因子が消費され尽くされた重篤な状態で、様々な疾患の末期に起こります）について聴講してきましたが、飼い主さんにもっとわかりやすく厚みのあるお話ができるように、これをきっかけにさらに考えて行こうと思います。 最後に学会の写真を…中の雰囲気をご紹介と思ったのですが講義会場は写真撮れないので、公式Facebookページからお借りしました。ちなみにこの先生は大学時代にお世話になった先生です。